鼻水があふれ出るとき、父はすかさず鼻にティッシュを詰めます。
コツは、”丸めて詰めるのではなく、ティッシュを長く垂らして詰める”。
そうすることで、ティッシュがしっかり水洟を吸収してくれるそうです。
だけど私、家の中で父に遭遇するたびに、
長く口の前に垂れたティッシュを見て、どうしても笑ってしまうんですよね・・・。
苦しんでいるところを申し訳なんだけど、絵的にかなり面白い状況。
仕事の電話をしているときも、食事のときも、ずっと詰めっぱなし。
本人は大真面目なんですが、口の息により、ティッシュがピロピロと踊る様を見ていると、
すごく気になって、「ねえ、それって苦しくない?(笑)」ときいてしまう。
すると父、「この方法が一番」と断言するんです。
【さまざまな鼻ティッシュの方法を試した父】
この鼻ティッシュ、意外に鼻止めに効くのだそう。
父いわく、「鼻水は空間を求めて移動する。なので、空間さえ塞げば、
鼻水は分泌を止める。理に適っている」とのこと(笑)。
さすがに鼻悩みのエキスパート、研究に余念がありません。
なんだか色々とオリジナルの実験を繰り返しているようで、
硬く丸めたティッシュを詰めるよりも、吸収率がUPするそうなんです。
ただ、「流れ出るものをせき止める」ことで、体に害はないのか?と心配に。
そこで調べてみると、鼻水は細菌や膿を含んでいて、
それが鼻の中に長時間とどまることは、あまり望ましくないらしいんです。
鼻の中って脳にも近いので、あまり触れてはいけない領域だそう。
なので、ずっと鼻ティッシュで栓をするのって、あまりよくないみたいです。
今度父に教えてあげようっと。(やめてくれないかもしれないけど)
【じゃあ、鼻をかみ続けてもOKなの?】
私の姉は、とにかく鼻がムズムズとすると、ずっと鼻をかんでいます。
家のどこかで、「シューン!シューン!」と盛大に鼻をかむ音が・・・(笑)。
それを見た父いわく、「姉子、そんなに鼻をかんだら余計に鼻が出るぞ」。
姉は「でも、鼻をかまないと耐えられないし」と反論。
父は、「鼻をかみすぎると、鼻に刺激がいって、ますます鼻水が分泌されるぞ」。
・・・うーん、どっちも一理ある気がする。
それを見ていた母、「耳鼻科の先生は、しっかり左右片方ずつの鼻を押さえて
かみなさい、と言ってたよ。方法を守れば、鼻をかんでもいいんじゃないの」と横槍。
そういえば、私も昔、鼻のかみすぎで耳に変調をきたしたことがあります。
鼓膜が緩んで、音がボワンとなる感じ。⇒中耳炎になりかけでした。
鼻は、かみすぎてもティッシュを詰めすぎてもいけないらしい。
「じゃあ、どうすればいいんだ!」と、
姉の鼻かみすぎでカサカサになった頬を見ながら、いつも思うのです。
「ああ、鼻さえよければなぁ・・・」と。
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