鼻エチケットって難しい。
鼻がスッキリ常に通ってる人には無縁のお悩みかもしれないけど、
私の場合は万年のお悩み。鼻はつねにズッシリと重く、爽快ではないので
<鼻が詰まってる/流れてるのどっちか>しかないんですよ(笑)
鼻をすすりあげるか、またはティッシュでかむかしないとツライんですが、
鼻関係の音って他人様には不快に聞こえるモノ。
食事中や仕事中に隣でズビズバやられた日にはもう・・・って感じですよね。
「鼻をかむ・出す」のって広義での排せつ行為に近いので、そりゃ嫌われます。
だからこそ公共の場ではすごく気をつけなきゃいけない。だけど、
流れてくる鼻水を流れ出すままにするワケにはいかないので、鼻ススリが必須。
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鼻ススリを続けていると耳が悪くなる
万年鼻ススリ女である私が言うんだから間違いない。
ほんと、鼻ススリって耳にきます。
私、何度中耳炎になったことか。
でもそのときは、なぜ中耳炎になるのかわからなかったんですよ。
幼少時から耳鼻科通いは常のもの。「そういう体質だ」と思ってましたが
まさか生活習慣や癖が原因だなんて、思いもよらなかった。
鼻をすすると、鼓膜が凹んで張り方が弱くなり、聴力が落ちます。
そして鼻ススリは、あの不快症状をも引き起こすんです・・・!
鼻すすりで後鼻漏が酷くなる!鼻水は鼻から出そう
鼻水は、
◆「前鼻漏(ぜんびろう:鼻から出る鼻水)」
◆「後鼻漏(こうびろう):喉に落ちて胃に流れていく鼻水」
の2つに分かれます。「鼻水は鼻から出るもの」と思い込んでたけど、
じつは鼻水の大半が後鼻漏であり、さらっと胃に流れてくものなんですね。
で、この後鼻漏の中にも2種類あって、
・本人が気づかないもの(胃で消化される)
・喉に溜まって咳や異物感を引き起こす憎々しいもの
に分かれるんです。これが、鼻すすりによって引き起こされます。
鼻水は、「粘性のもの」&「異常に量の多いもの」だと喉に滞留します。
なので、鼻水が分泌されたら素早く鼻から排出しなくちゃいけない。
でも、鼻エチケットで鼻をかめない場面だと、すすり上げるしかないんですよね。
すると、後鼻漏が喉元に溜まり、不快感だけでなく、
QOLを大幅に低下させる睡眠不足や口呼吸を引き起こします。
というわけで、「鼻水が出た」と思ったらすすり上げずに「かむ・または拭き取る」!
喉に落とし込まない工夫をします。顔を上向きにしないようにするとか、
こまめにトイレに行って鼻をかむとか、そういう小さな工夫が
あとあと後鼻漏になるのを防いでくれるんです。理想論ですけどね^^
あまりに酷いときには、点鼻薬で数時間鼻水を止めちゃうのも手。
薬局に駆け込んで、一時しのぎ的に使う分には血管収縮剤入りでもOK。
常用・依存しなければ、問題はないとのことです(耳鼻科の先生いわく)。
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