※このページには、嘔吐についての表現があります※
「絶対に吐きたくない!」と思っている
嘔吐恐怖の方はいらっしゃいますか?
私は、恐怖症までとはいかなくても、”嘔吐恐怖の気”があります。
もちろん、誰だって吐き気を催すのはイヤ。
ですが、「吐いちゃえばラクになる」と分かっていながら、死んでも吐きたくない・・・。
あの喉の広がる痛み、こみあげるニオイ・・・すべてがダメ。
飲めないお酒を飲んだときも、インフルで吐きそうになったときも、
「絶対に吐くまい・・・!」と意固地になってしまう。そして、
その延長で、耳鼻科や歯医者がニガテです。
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スムーズな病院通いを阻害する「嘔吐恐怖」
副鼻腔炎や鼻炎で鼻が詰まったら、耳鼻科で吸引してもらえばいい。
喉が痛ければ、内科に行けばいい。
歯が痛ければ、耳鼻科に行けばいい・・・。
もちろんそうなんです。大人ですから、病院くらい一人で行ける。
ですが、喉を触られること、舌を押し下げられることが、どうしてもイヤ。
耳鼻科で喉の奥に直接塗られるルゴール液、
喉の奥を診る銀色のヘラ「舌圧子(ぜつあつし)」、
歯医者で奥歯を診てもらうときのバキュームの当たり具合。
これが嫌で嫌で仕方ないんですよ。
嘔吐反射が起きると、舌の根元がせりあがり、
大きく口を開けることができなくて医師に叱られる。
こないだ、魚の骨が喉に刺さったとき、
どうしても嘔吐反射で診てもらえず、麻酔噴霧&鼻からスコープで
どうにか乗り切りましたが、本気のトラウマです・・・。
嘔吐恐怖は、神経質な人がなるもの?
耳鼻科で喉を診察してもらうたびに、「オエッ」となり呆れられ、
あまりに毎度なもので、「キミは神経質なんだね~(笑)」と言われたことがあります。
しかし、です。私の母は超絶ズボラで、絶対胃潰瘍にならないアメリカンで陽気な性格。
なのに、歯医者では嘔吐反射が起きまくり。歯磨きするだけでもえづいています。
なので、「嘔吐反射が強い=神経質」というわけでもなさそうなんですよ。
で、いろいろ調べた結果、
”本能恐怖が強い人=嘔吐反射も強い”ことが判明。
どういうことかというと、
喉の奥というのはヒトにとって命の危険につながる急所です。
なので、そこを他人に触られるのが本能的に怖い人、ということになるようですね。
それで「オエッ」となってしまうわけです。
(”慣れ”で恐怖を意識的に鎮めることもある程度可能)
寝不足やストレス過多のときほど、嘔吐反射は強くなるそうです。
対策を練らないと、嘔吐恐怖の人は病院にかかれなくなってしまうので、
体調を整え、リラックスして治療に臨むことが大事。
こういう恐怖症って、人には打ち明けにくいもの。ですが、
大人になってから、姉も激しい嘔吐恐怖を持っていることが発覚。
タイプは真逆なのに、恐怖症は同じ・・・ということは、
「後鼻漏と同じく、これも遺伝性なのかも?」と思っちゃいますね^^
(※お断り※重度の嘔吐恐怖症の方は、外出がままならなくなるほど大変だそうです。
私や姉、母のは、”嘔吐恐怖の気”ということにしました)
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