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突然の母の告白。「お姉ちゃんは昔、美声だった」
私の姉はひどい鼻づまりで、万年鼻声&ダミ声です。
ですが、こないだたまたま母からこんな話が聞けました。
「お姉ちゃんは、昔はあんな声じゃなかった。
小学生のころは、澄んだキレイな声でねえ。今はなんであんな声に・・・」と。
(※そう話す母の声も、姉に劣らず鼻づまりのダミ声なのですが)
姉も、鼻が詰まる前までは美声だったのです。クリアで聞き取りやすく、まっすぐな声。
つまり、声が美しい人は、きっと鼻の奥まで美しい。
酷ですが、これが答えでしょう。
もちろん、これを書いている私自身も、何かが喉に詰まったような声質です。
あまり発声がよくない。声が細く、大きな声を出すことができません。
呼吸もいつもスッキリしない感じで、地味に悩んできました。
そして、我が家は全員、よく咳込みます。これもきっと後鼻漏のなせる業・・・。
原因不明の咳込が、年齢とともに増えていく。これをわれわれ姉妹は、
「年齢による誤嚥(ごえん:誤って気管支に食べ物などが入る)」と思っていましたが、
考えたら、単に後鼻漏が酷いだけでしたね。
喉に痰が絡むから、自然に咳が出る。
謎の不快症状について、人間はけっこう誤った思い込みをしているものです。
慢性化した何らかの不快症状について、「〇〇だから仕方ない」と勝手に理由付けして
まるで”おしん”のごとく耐えている。ですが、じつは症状に対する知識が乏しいだけで、
じつは要因はぜんぜん別のところにあった、というケースも珍しくありません。
骨の成長とともに鼻トラブルが増える?
思い起こせば、姉がよく鼻をかむようになったのは、
小学校を上がって以降だと記憶しています。
それまでは、鼻すすりとか咳込み、エヘン虫なとど無縁だったはずが、
成長過程でいきなりひどい鼻炎を発症し、呑気症になったというわけです。
姉は、「もし子供の頃、異常に気付いて鼻トラブルを処置してたら、
今頃快適な暮らしだったのかな?」と言うんですが、
子供の頃は正常だった鼻のカタチが、成長とともに遺伝要素を色濃く見せ始め、
両親と同じように後鼻漏の起きやすい骨格になったとしたら、
子供時代にいくら処置しても結果は同じだったような気がします。
さらにさいきん判明したことですが、なんと両親だけでなく、
祖父母まで後鼻漏だったらしいのです(!)。
3世代にわたる遺伝・・・!もうどうにも抗いようがありません(笑)
「もしかしたら、代々祖先まで後鼻漏家系だったんじゃなかろうか」と
あらぬ想像まで行きつく始末。
なぜか悪い器質ほど、優性遺伝になる運命ですからね・・・。
どっちにしても、私たち姉妹は鼻トラブルから逃れられない。
鼻なんて、ただ息を吸って吐く器官だと軽く見てましたが、
人生が変わるくらいに大事な器官なんだって、やっと分かりました。
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