【鼻中隔切除術体験記】鼻中隔湾曲症で鼻閉&不眠に苦しんだ過去(1) 

【物心ついたころから不眠症。原因が分からなかった】

とくに悩み事もなく、日中はスポーツなどしっかり活動をしているのに、

なぜか寝付けない・・・そんな悩みが、中学生のころからありました。

「寝付けない」というとやはりウツとか心因性のものが浮かびます。が、

私はとくに原因のないまま、ベッドに横たわると息苦しく、目が冴えてしまうという

地味につらい症状を抱えてきました。でも、誰にも理解されませんでした。

「日中の運動不足。もっと動いたら?」「深く考え事をしてたら眠れないよ」などと注意され、

直そうとするんですが、やっぱり寝付けない。何時間も何時間も。苦しいです。

そのあいだ、「なぜ寝付けないんだろう?」と振り返るうちに、

頭が冴えて朝まで寝付けない悪循環に陥り、眠りにつくことが苦痛で仕方なくなりました。

それが、高校時分にたまたまかかった耳鼻科で、

「片方の鼻がまったく通っていない(=鼻閉・びへい)」ことが発覚。

原因は、「鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)

鼻の2つの穴は、奥のほうでは1つの大きな空洞に繋がっているものの、

途中までは間仕切りで分かれたままです。それが、このように「くの字」に曲がっている。

黒線が軟骨の間仕切り板、ピンクはそれにくっついている粘膜です。

さらに、鼻炎症状で鼻粘膜が腫れているので、片側は完全鼻閉、

もう片方もほとんど空気が通わない状態でした。

先生が「これじゃ頭も働かないだろう、鼻呼吸がさっぱりだ」と仰いました。

(たしかに元々ボーッとした性格で、あまりモノを考えない子供でした)

付き添いの母がそれを聞き、

「じゃあ、鼻の通りが良くなれば、勉強もできるようになりますか?」

と要らぬことを言い始めます。まったくもう・・・。

ですが、このときやっと「なぜ自分は異常に寝つきが悪いのか」がやっと判明して

嬉しかった覚えがあります。

⇒追い打ち!赤ちゃん並に狭い鼻腔のせいでますます呼吸しづらい!

【受験勉強のため、鼻中隔切除の手術を受けることに】

「鼻中隔切除(びちゅうかくせつじょ)」。それはどんな手術でしょうか?

 

「鼻中隔とは、

鼻の奥の左右を隔てる仕切りの軟骨のことじゃ。

それを取り払う手術をしよう。そうすることで、少しでも

鼻の奥のスペースを広げ、

空気の流通経路を確保できるかもしれん」

 

 

 

「先生、鼻の軟骨を取ってしまったら、

鼻がぺちゃんこにつぶれてしまうんじゃありませんか?

それって整形手術ではありませんの?」

 

 

 

「それは誤解じゃ、Miss.ティッシュ。

鼻を形づくる表面の軟骨の除去ではないぞ。

鼻の奥の軟骨の除去じゃ。

見た目は変わらん。鼻の強度が損なわれることもなく、

鼻の高さが変わることもないんじゃよ」

 

 

 

「そうでしたの?

でも、その周りについている粘膜はどうなさるんです?」

 

 

「粘膜は間仕切り程度に残すんじゃよ。

骨を抜き、粘膜を最小限にまで切り取ることで、

鼻を通すようにする手術じゃ。

数日入院が必要になるが、大した手術でもないのじゃよ。

手術そのものも数十分で終わるものじゃ」

 

 

 

「まあ!なんだか怖いわ・・・」

 

 

 

・・・というやり取りを先生と交わし、手術することになりました。

受験を控えていたので、うまく日程を組まねばなりません。

部分麻酔をしますので、試験など大事な用事のある時期は、万一を考えて避けましょう。

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